シャワーを済ませ、浴衣に着替えて待っていると、スーツ姿の男性がやってきました。
部屋に入ってきて、初めて自分の大胆さに戸惑いながら緊張していました。
彼は、動きやすいオイルがついても、かまわない服装に着替えて、問診がはじまりました。
背中や腕、首が痛み、腰がだるい…ことを伝えると
ベッドに俯せになるように言われました。
いよいよはじまりました。
本格的なマッサージで、本当に気持ちがよくて、体のあらゆる場所の懲りがとれていくようでした。
随分長い時間かけて、マッサージしてくださり、本当に気持ちよくなっていました
さて、次はアロマオイルによる、リンパマッサージです。
バスタオルをひいてくださり、その上に下着一枚の姿で俯せになりました。
背中には、お尻にバスタオルをかけてくださり、オイルマッサージがはじまりました。
背中から少しずつ下がっていく手の感触にドキドキしていました。
始めのマッサージとは、違う感覚に、少しずつ体が反応していたのかもしれません。
首筋から耳たぶ…恥ずかしいから目を閉じてマッサージをうけていたので、彼がどのような顔をしていたのかも、どのような格好になっていたのかもわかりません
でも、彼がオイルをつけて耳たぶをマッサージしてくれた後、耳たぶに、また違う冷たい感触がありました
優しく、柔らかい…また、違うオイルを使ってくださってるのだと、その時は、思っていましたが、時々耳元に吐息をふきかけるのです
敏感になっている私は、一瞬声を漏らしてしまいました
恥ずかしいから、慌てて口元を片手で隠し、声を出さないようにしていましたが吐息が漏れるのは、抑えることが出来ませんでした。