アロママッサージを始めて、もう秋になりつつあります

仰向けになっていただく時に、初回の事がよみがえって
緊張というか、警戒していたのですが、仰向けになっても寝息を
たててゆったりとしていらっしゃいました。
そんな様子にホッとしたような…どこかで何かを期待していた
自分が恥ずかしいような…そんな気持ちでいました。

でも、数日前。
その日は、普段は平日の昼間に、最低2人のセラピストが居る
シフトなのですが、朝、もう1人から電話があり、風邪をひいて
しまい、下を向くと鼻水が出る状態でどうしても仕事にならない、
ということでお休みになってしまったんです。
ですから、日中はオーナーと私一人という状態でした。

そこに予約なく、あのサラリーマンの方がいらっしゃいました。
振替休日がたまってしまったので、今日は思い切って休んだ、
リラックスしたいので平日の昼間なら空いてるかなと思って予約
しないで来てみました、と相変わらず爽やかな様子でした。

平日は14時頃までは、お客様は入っても一人か二人…くらいです
から、当然私も空いていたので、どうぞ、と施術を始めました。
いつものように熟睡なさっていました。

そこへ、オーナーの親友が、差し入れを持って遊びにいらしたのです。
そして…私を信頼して下さっていたオーナーさんは、平日だしお友達と
お茶を飲んでくるから1時間ほどよろしくね、誰か入ってくると危険
だからドアに鍵をかけておくわね、と御用の方はベルを押して下さい
という札を下げてお出掛けになってしまいました。

何か、胸がジュンとするような予感が走りました。

そして仰向けになった時、サラリーマンの方が、自然に、とても
穏やかに『あの後、僕みたいな事をした人、いる?』って質問
なさったんです。
急だったので驚いて、いません、とやっとお答えすると、
『可愛かったなぁ、あの時』と言われました。
全身が熱くなり真っ赤になっているのが自分でも分かり、下を向いて
聴いていないフリをしてマッサージを続けていると、両手を優しく、
でも強く握られてしまい、ビックリして顔をあげると
『あの時、感じてたみたいだから、もっと気持ちよくしてあげるね』
と言いながら腰を引き寄せられてしまいました。

その言葉が暗示みたいになって、私が感じてしまった事がいけない
ような気持ちになり、そして…あの日以降、この方に対してどこかで
期待してしまっていた自分がいて…強くは抵抗できませんでした。

オイルがついてしまう、とささやかれた言葉に、私も、オーナーさん
が戻った時に制服にオイルがたくさんついていたらどうしよう…と
思ってしまい、脱がされるままになりました。

そしてそれ以上は脱がされる事はなく、上下の下着をずらされた
状態で、指と唇で愛撫をされ、仕事中にこんなことをしている状況
にドキドキして、必死に声を出さないように堪えて、何度も気持ち
よくなってしまいました。『あの日から、感じやすい子だって知って
たよ』とも言われました…。
そして『こんな偶然がまた重なる事があったら気持ちよくして
あげるね。いつもマッサージありがとう。』と帰って行かれました。

すごく長い時間だったように感じましたが、その方の施術が終わり、
私が着替えたり整えてしばらくしてから、オーナーが戻られ、何事も
なかったかのように時間が過ぎました。
まるで、本当に何もなくて日中、夢を見ていたかのようでした…

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